宝石珊瑚のお話し2 宝石サンゴといわれるもの
2016/05/25
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ブログ
サンゴと聞いて皆さんはどんな絵が浮かんできますか?
沖縄の青い海の中の白いサンゴ礁。
おとぎ話の中の 龍宮城の横の赤いサンゴの木
桃太郎の戦利品の中のサンゴの枝
七福神の宝船
さていかがですか?
皆さんの頭の中の映像にあるサンゴ、例えば・・
NHKなどのテレビでよく見かけるサンゴ礁の中の赤いサンゴの木
これは、イソバナといわれるサンゴ礁のサンゴです。
サンゴには、大きく分けて2種類あります。
サンゴ礁のサンゴのように浅瀬で太陽の光を浴びて
速く育つ造礁サンゴ。
太陽の光が当たらない深海でゆっくり育つ宝石珊瑚。
ジュエリーや工芸品に使われるサンゴは全て宝石珊瑚です。
学術的な名称でいうと、造礁サンゴは六放サンゴ、
宝石珊瑚は八放サンゴと
呼ばれ、厳密にいうと種類も全く違うのです。
サンゴ礁のサンゴは、速く育つのできめが粗くもろく
宝石珊瑚はゆっくりと育つのできめも細かく硬くつやもあります。
これが、宝石珊瑚がジュエリーに適している所以です。
当ショップで使用しているサンゴは、100%天然宝石珊瑚です。
でも天然ゆえ、すこし色むらや形の違い、キズやフなども
あります。それは珊瑚の個性と考えていただけると
珊瑚も喜ぶと思います。
05/25/2016