宝石珊瑚の数珠のおはなし~お客様からのご質問 2
2024/02/26
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宝石珊瑚についてのお客様からの質問 ベスト10を
の中の
2・宗派によって形は違うのですか?
3・房の色やかたちは決まっているのですか?に
お答えします
2・宗派によってかたちは違うのですか?
仏教において数珠は、仏教徒のシンボルで
正しい信仰へと導いてくれる大切な法具です
仏壇に向かうときや、合掌するときには手に掛け
お葬式お墓参りに出かけるときにも持っていくという
いわゆる必需品です
数珠のそれぞれの珠には意味があり
それをどう解釈するかは宗派によって
変わってくるようです
それにより数珠の形も変わってきます
仏教は大きく分けて八宗に分けられます
天台宗・真言宗・浄土宗(時宗)・日蓮宗
禅宗(曹洞宗。臨済宗)
浄土真宗大谷派・浄土真宗本願寺派などです
浄土宗・時宗では、二つの数珠を交差させたような独特の形状を持つ
形です
日蓮宗では 四天珠がある側(右手の中指に掛ける側)の親珠〔浄名珠とも〕に付く房は2本で、
四天珠が無い側(左手の中指に掛ける側)の親珠〔緒留とも〕に付く房は3本です
親珠の下に「ぼさ」が付く。浄名・弟子珠は無い。房の形は紐房が多いが、切房なども用いられる
このように 宗派によってかなり形状は変わってきますが
ちなみに 私どもがおすすめしているのは “八宗念珠”といい
その宗派でも使用することのできる共通の形の108珠の数珠です ↓
この場合、房の色も形も自由です
紫色のものが既製品にはつけられていますが
それは決まりではなく、万人向けであり
老若男女、無難な色だからです
できれば仏具としてだけでなく
おまもりとして宝石珊瑚の数珠を
房の形・色などいろいろ楽しんで
お誂えしてみてはいかがですか?
2024-02-26