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宝石珊瑚を取る方法~高知のサンゴの漁は非効率~

 

 

 

 

 

 

宝石珊瑚は 上の画像のような

明るい太陽の光の届くところでは

生育していません

 

よくテレビなどに登場するのは

サンゴ礁のサンゴで

宝石珊瑚とは全く別物です

 

宝石珊瑚は水深100メートル以上深海なので

太陽の光が届かない真っ暗な海の中で

ゆっくりゆっくりと育っています

 

高知県の沖の太平洋でも

一部の海域で県許可がおりた漁師のみ

珊瑚の漁が行われています

 

でも宝石珊瑚を守るため

時間は日の出から日の入りまで

そして珊瑚の産卵の時期は

禁漁です

 

 

 

 

 

 

 

どうやって珊瑚を採っているか?

なぞです

潜っているんですか?

と聞かれますが、100メートル以上の深海ですので

潜ったら死んでしまいます、たぶん

 

高知県の沖の珊瑚の漁法は

江戸時代からほとんど変わってないようです

江戸時代に発明された『桁網(けたあみ)』というもので

海底の珊瑚をひっかける方法を用いています

 

この漁法は、昔から変わらずで

漁師の勘と、偶然を待つ手法です

 

この適度に非効率なこの漁法が

資源の一定量以上を温存しているんでは

ないでしょうか?

 

自然を思い、自然とともに生きようと

決めたものにしかできない仕事です

 

2023-04-20

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