[珊瑚のおはなし1]珊瑚とは。
2019/05/29
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ブログ
サンゴとは、珊瑚虫という動物です。
沖縄やハワイなどで知られるサンゴ礁のサンゴとは種類が
異なり、宝石サンゴは海底100m以上の深海に生息するものです。
1742年、サンゴが動物であるとことが確認されて以来研究が
進められ、珊瑚虫は「刺胞動物・花虫類」に分類され
「ポリプ」という、種群であることが解明されました。
この珊瑚虫は触手の数によって珊瑚礁と宝石サンゴに分類されます。
珊瑚礁のサンゴ(六放サンゴ)
サンゴ礁のサンゴは、口の周りにある触手が6本です。
浅瀬に生息していてその成長も早いとされています。
よく海岸で見かけるイソギンチャクも珊瑚礁の種類に入ります。
宝石サンゴ(八放サンゴ)
宝石サンゴは、口の周りの触手が8本で
深海に生息し、成長も遅くほとんど人目に触れることは
ありません。
わずか1㎝成長するのに100年と言われています。
サンゴの成長は、サンゴの原木の周囲を泳いでいる
珊瑚虫が、ある一定の大きさになると原木本体に
吸着されることによって成長を続けていきます。
潮の流れの速いほど、非常に美しい枝を作ります。
2019-05-29