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血赤サンゴの成長

 

サンゴには、大きく分けて2種類あります。

ひとつは、よくテレビでも目にする

サンゴ礁のサンゴ。

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これは、造礁サンゴといいます。

種類では、六放珊瑚(ろっぽうさんご)。

太陽の光の届く浅瀬で育ち、

成長も早く、きめも粗くもろいのが

特長です。

もう一つは、私たちが扱っている

宝石珊瑚(ほうせきさんご)。

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八放珊瑚(はっぽうさんご)といい

触手が8本あるサンゴの種類になります。

太陽の光が届かない深海で

ゆっくりと成長し、そのためキメも細かく

硬い(人間の歯くらいの硬さ)です。

 

その宝石サンゴの中でも

世界中で、大半は高知県沖の太平洋でしかとることの

できない希少なサンゴを、血赤サンゴと呼びます。

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宝石として研磨する前の原木の学術的な分類は

「アカサンゴ」で、これは日本沿岸だけで

採取される日本特有の種類です。

 

血赤サンゴは、名前からわかるように

血のように赤いと称されるサンゴです。

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とても深い赤で、黒い赤といってもいいぐらいの

深紅です。それでいて透明感がある。

それが、血赤サンゴの特長です。

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血赤サンゴの枝先です。赤色だと思っていました。
実は、白なんですね。
成長するにしたがって
白からピンク、ピンクから赤に
変わっていくんです。
深海の世界のお話です。
本当に不思議です。
2018-01-17
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