ケンセン35はこうちSDGs推進企業として高知県に登録されています~SDGsの広がりによる持続可能な地域社会づくり~
前々から思ってました
宝石珊瑚でモノづくり(ジュエリーなど)をするときに
どうしても使わない部分、使えない部分が
あります。それも80%以上も。
使われない部分は捨てるのではなく、眠らせております
それが、残念でもどかしくなんとか、何とかと
思っておりました
当社はサスティナブルという考え方を元にずっと
商品づくりをしてきました
枝の形をそのまま生かしたピアス
宝石珊瑚の枝の風鈴を
作ってみたり
いろいろな素材と合わせて
アクセサリーを作ってみたり
でも、そもそも現在、宝石珊瑚の価値が
色むらがない、色が濃いもの、キズのないものという
完全体こそ価値があるという風に
作られています。
キズのあるもの、色の薄いもの、色むらがあるもの
形がいびつなものはすべて規格外、レベルダウンと
思われるのです
その考えを払しょくしたいと
思ってました
すべてそれは個々の個性なのです
そんな時に、“SDGs”という考え方が
出てきました
※SDGsとは
2030年までに達成すべき具体的な目標
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」
さまざまな社会の課題とSDGsとのつながりを知り、
「持続可能な世界を築くためには、何をしたらいいだろう?」
「SDGsの達成のために、自分はどんなことができるだろう?」
ひとりひとり、みんながそれを考えて、行動すること
高知県でも
「SDGsの広がりによる持続可能な地域社会づくり」を掲げ、
県内事業者によるSDGsの達成に向けた取り組みを推進するという
取り組みの一環として、SDGsの登録制度が創設されました
社内で話し合い、勉強会にも参加して
今の思いをテキストにして申請し
高知県に登録されました
当社の現在でのSDGsの取り組みは
高知県の特産品である宝石
珊瑚の認知度を上げるため
の普及活動(東京)
東京でのワークショッ
プの開催
現状宝石として使用されて
いない原材料を無駄なく使
う商品開発を行う
という2点です
毎年、東京でワークショップを開催していて
とても好評をいただいていて
宝石珊瑚のことを知らなかったと
初めて知ったという声をずっと聴いていたので
サンゴのプロの私たちが
声に出して伝えていくべきと感じていたから
それから新商品の開発もずっとライフワークとして
やって来ていたこと
これからもお客様の声に耳を傾けながら
考えながら、行動していきたいと
思っています
2023-03-23