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なぜ高知県はサンゴのメッカと呼ばれているのか~高知県について調べてみよう③~

日本で見ると、高知県の沖、和歌山県沖、長崎の五島列島の周辺

奄美大島周辺が宝石珊瑚の生育地域ですが

そのなかでも高知県沖の太平洋に多く群生しているようです

 

 

 

 

 

 

↑ 高知県の海

高知県の沖の太平洋(土佐湾)の大陸棚に

ゆっくりと生育している宝石珊瑚が

眠っていたのです

 

宝石珊瑚はもともと地中海でのみ採取されて

いました

紀元前の昔からキリスト教国で珍重されるになり

珊瑚の装身具が世界的に広がりシルクロードを

通って日本に渡来したと言われています

 

 

 

 

 

 

 

が、19世紀になり高知県の土佐湾できわめて

美しい宝石珊瑚が発見されました

 

 

 

 

 

 

 

高知県の昔の文献でも

宝石珊瑚が室戸岬や足摺岬周辺で

産出することが記されています

 

 

このように日本では、高知県が豊富に

宝石珊瑚が採取されてきたことを背景に

その加工技術などが伝承されてきたことから

現在でも、全国の珊瑚生産者の約8割が

高知県内に集積しています

 

だから高知県は宝石珊瑚のメッカと

いわれているのです

2023-03-30

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