営業時間/平日9:00〜18:00 定休日/土・日・祝日
tel 088-873-5111

宝石珊瑚の歴史 2 魔除けや幸福のシンボル<宝石珊瑚>

宝石珊瑚は古来より珍重されていました。

古来より、宝石珊瑚は、真珠と並んで、

陸上で採取されるダイヤモンドなどの

宝石と同様に、世界的に珍重されてきました。

ドイツヴェルテンブルグの

旧石器時代(約2万5千年前)の遺跡から

サンゴの珠が発掘されていることから

人類が宝石珊瑚と出会った時代を、

遠く太古の時代にまでさかのぼることが

できます。

 

neanderthal

 

石珊瑚は魔除け、おまもりとして用いられた。

古今、用の東西を問わず、宝石珊瑚の

赤い色は血液の色を連想させることから

出産の神秘さや幸福な結婚など、

人生の豊かさを象徴するものとして

尊重され、様々な災難や病気から

人々を守る霊力があると

信じられてきました。そういった

特別の意味のある宝石として、古代のローマ人は

子どもの幸運や健やかな成長を

願ってゆりかごや首にかけ、また、兵士たちは

魔除けや負傷除けのお守りとして、

身につけて戦場に赴いたといわれています。

古代ローマ人

 

アン王女は宝石珊瑚を身に着けて産室へ。

現在でも、イタリアで、ペンダントやキーホルダー等の

身の回りの小物に珊瑚細工がよく見かけられることは、

 

こうした

災難除けの意味と無縁ではありません。

また英国王室でも、王女誕生から1年間は

宝石珊瑚のネックレスをベットに

提げておくようですし、

アン王女は、安産のおまもりとして

宝石珊瑚を身に着けて産室に

入られたそうです。

IMG_8081

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・ 宝石珊瑚の魅力より

2017-09-26

 

最新記事
月別一覧
カテゴリー別一覧